ごあいさつ


昨年の第一回「世界創作人形展」は、
ご来場頂いたお客にも出品された作家の方にも
喜んで頂く結果を得ることができました。
この厳しい時代に初めての試みだっただけに、この新しい企画を
皆様が受け入れてくださいましたことを心から感謝しております。
お陰様をもちまして、本年第二回の開催の運びとなりました。
本年も去年にまして、それぞれのテーマにおいて
造形、デザインのユニークな競演が見られます。

今年は、ロシア、アメリカ、オランダ、スイス、
オーストリアなど
海外からは、6カ国16名による作品が展示されます。
今年もファンタジーや幻想を扱った、
各作家の繊細でユニークな新作が出品される予定です。
本展のために、アメリカからはアーリン・フィッシュ・ナヴァロ、
オランダからティネ・カマービーク、イヴォンヌ・フリプシ、
ネル・グロッテデが昨年に引き続き来日、
そし才能がはじけそうな双子のクリエイター、
「ポポヴァ姉妹」が本展のためにロシアから初来日します。
また、来日はしませんが、ノルウェイから初出品の
シセル・ビョースター・スキレが、本展のために新作を制作!
スイスからは昨年来日したオルガ・ロエルが
美しい「モーツァルト」シリーズの作品を、
オーストリアのシルヴィア・ナトゥラーは
本人が自分のために大切に創作を続けている紙を素材にした人形2点を、
そしてロシアからは、日本ではファンもできはじめたサシャ・ペトロヴァや
初出品のアンナ・バルスカヤはじめ初出品の作家たちが
ロシアの現代創作人形の層の厚さと幅の広さを見せつけてくれることでしょう!
海外の秀作を迎える日本人作家も、素材や表現方法などそれぞれに卓越し、
ユニークな表現を誇る23人の作家が出品いたします。
欧米の作家と日本の作家の競演を、ぜひお楽しみください。

第2回世界創作人形展
主催者・関係者一同