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杉田明十志

Sugita Meijushi

1990 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業 88年末より独学で人形制作
個展、グループ展多数
2001年末より、伝統人形の原形制作を始める。
静岡市の亀山画廊で毎年開催される「ひなまつり(2月)」に参加。
現在は福島県にて、三月、五月の節句人形や干支人形など、伝統人形の原形を中心に制作を続けている。

目次

出品作品

NO.タイトル素材サイズ(cm)
1001ちいさなおひなさま石膏、胡粉、レジン、布8
1002三人官女 三宝石膏、胡粉、レジン、布5
1003三人官女 加銚子石膏、胡粉、レジン、布6
1004三人官女 長柄銚子石膏、胡粉、レジン、布6
1005桐塑人形 猫Pot 黒桐塑、布12
1006桐塑人形 猫Pot 笹蔓桐塑、布12
1007桐塑人形 猫Pot 銀桐塑、布12
1008桐塑人形 桐の子猫 黒桐塑、布8
1009桐塑人形 桐の子猫 mizuiro桐塑、布8
1010桐塑人形 桐の子猫 花桐塑、布8
1011桐塑人形 あやつり子猫 三毛桐塑、布14
1012桐塑人形 そのままの、nanika桐塑17
1013桐塑人形 無い、nanika桐塑、塗料14
1014桐塑人形 在る、nanika桐塑、アクリルガッシュ14
1015桐塑人形 人の形を真似る、nanika桐塑、アクリルガッシュ28
1016桐塑人形 後ろ向きに進む、nanika桐塑、アクリルガッシュ28

おひなさま

伝統技法「木目込み」による、ちいさなおひなさまです。
胴は、精密な筋彫をするために、桐塑ではなくレジンを使用しています。頭は、硬石膏に胡粉彩色です。

親王
三人官女 左から 加銚子、三宝、長柄銚子

桐塑人形 猫Pot

桐塑胴の木目込み人形です。小物入れになっています。
何か仕掛けを付ける場合は、空洞にしたりパーツ分けをする必要がありますが、市販の木目込み人形は、量産の手間がかかるので、むくの一体成型で、パーツ分けすることはほとんどないのです。市販のものでは出来ないことを、自作でいろいろ試みてみたいと思います。

桐塑人形 桐の子猫

耳と頭が動きます。

桐塑人形 あやつり子猫 三毛

桐塑木目込みの糸あやつり人形。糸あやつりの四つ足は初めてでしたが、なかなか可愛らしく動きます。
制作中の動く画像 

nanika シリーズ

ここ数年、自分はなぜ作り始めたのか、続ける理由は何なのか、ということを考えることが多くなりした。また、ちょっとした思い付きがあっても、作品化するには、いままでの素材と技法では時間がかかりすぎるという問題もありました。
自分の“思いつき”を直ぐに吸収してくれる、立体キャンバスのようなもの、短時間で制作できるヒトガタのキャンバスのようなものの必要を感じていました。桐塑という素材を使うようになって、この素材なら、その“キャンバス”ができるのでは、と思い、この「nanikaシリーズ」の制作を始めました。
作意の影響を出来るだけ受けない方法から生まれる姿、形によって、私の創作の(朧な)理由の発するところ、ミナモトの淵に立つ、触れる、ことはできないか……“nanika”は、その試み、あるいは、手さぐり、足掻き、の痕、なのかなと、思います。
※nanikaは、昨年はnankaでしたが、「nanika」に改めました。

桐塑人形 そのままの、nanika

会場展示(搬入直後)

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