Honda Koji
素材のかたちを楽しむ「自由な工作」の手法で遊ぶ、
ちいさき彫刻を制作中。
金沢美術工芸大学彫刻家卒業。企業で屋外造形、モニュメント、彫刻等の企画業務に携わり、1994年退社。セツ・モードセミナー入学。イラストレーター。
1999年より立体作品による展示を開始。
自分では“軽彫刻”と呼んでいます。「見立て」はある物を別のものと仮にみなして表現すること。なぞらえること。
ごく私的な感情やメッセージ、ちょっとした架空の記憶のためのイメージのゆりかごであれば、
その制作過程は自由でより簡素なほうが伝わりやすいのではないか?
子どもの頃のお気に入りの引き出しのコレクションの記憶。
身の回りの自然物や既存の道具など既に一定の存在感のある素材や造形を利用することで、その記憶の視覚言語が対話を多様化し自分の意志決定以外にも拠り所を求めることから自我から解放され、結果的に自由度が増すのではないか。
“見立て”によるつくるたのしみを発見した“原始人”の気持ちで引き出しのモノを観察し、気ままな実験を繰り返しています。
目次
出品作品
No, | タイトル | 素材 | サイズ |
2001 | ギフトの感触 | ミクストメディア | 20cm |
2002 | ニテキタ | 木 | 9cm |
2003 | 空想アルフレッド | 木 | 44cm |
2004 | PENと散歩 | ミクストメディア | 20cm |
2005 | huckleberry | ミクストメディア | 15cm |
2006 | ブランケット | ミクストメディア | 17cm |
2007 | fの天使 | 木 | 12cm |
2008 | 旅芸人の弟子 | 木 | 16cm |
2009 | ことのはのそら | 木 | 17cm |
2011 | 家と庭木 | 木 | 25cm |
ギフトの感触
ニテキタ
空想アルフレッド
PENと散歩
huckleberry
ブランケット
fの天使
旅芸人の弟子
ことのはのそら
家と庭木
会場展示(搬入直後)