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羽関チエコ (小川千惠子)

略歴
学習院大学文学部哲学科卒業
結婚後育児に専念した後、93年にアーティストドールをプロモートする「ユーラシア・ドールズ」を個人で設立。94年には、当時国内で唯一の創作人形情報専門誌としての「ドール・フォーラム・ジャパン」を季刊で創刊。同誌の発行、展覧会企画、コンサルタント業務、レクチャー等を通し、国内外の人形作家の紹介・交流を精力的に行ってきた。2002年より、ギャラリー「ノンク・プラッツ」のディレクターも兼任。
押井守監督作品「イノセンス」では、国内外の人形ロケハンをコーディネートし、2004年に押井監督監修の「球体関節人形展」では企画を担当している。同年、NHK新日曜美術館「人形」特集にアドバイス。人形に関する論考「他者としての人形性と日本人」(ユリイカ 2005年5月)など。NHK「Weekend Japanology 人形特集」にゲスト出演(2007年)。
2007年「ドール・フォーラム・ジャパン」終刊。同年「ノンク・プラッツ」閉廊。
2008年より名前を小川千惠子から羽関チエコと改め、個人事務所「HAZEKI office」で企画などの業務を継続中。

企画主催展覧会
DOLL FORUM TAMA(1993年)、DFJ人形展(1998年)、新世紀人形展(1999年)、The Gathering of Excellence(New York/ 2001年)、他個展・グループ展企画多数

受賞歴
(ともに人形作家交流および情報提供の貢献を評価されて)
1996年 ウィリアム・ワイリー賞(サンタフェ・ドールアート実行委)
2008年 アートパーソン賞(ロシア International Doll Salon)