矢部藤子人形展「追憶の窓」

布と粘土で人形ならではの人のリアルや心の機微を描き出す腕は、現代創作人形の作家のなかでも矢部藤子さんは達人と称して良いでしょう。

矢部さんは物心ついた頃から「人は人形を作るものなのだ」となんとなく思っていたそうです。
作られる人形にはモデルがありそうで、ないそうです。誰の心にも、会ったことがあるような人を思い出させるのが、矢部さんの人形です。

人形がまとう衣装や小物もすべて作者の手作りです。
いろいろな人に会ったときのこと、感じたことを丁寧に思い出す作業が人形作りの時なのだそうです。

本展ではノンクプラッツが府中市にあった2004年10月に個展「帰り道の風景」で紹介した懐かしい人形たちもいます。
あの頃と今も変わりなく淡々と人形制作を続けているとのこと。
歩き続けた道を振り返りつつ、どこかで会ったような人形たちとのひとときを楽しんで頂ければ幸いです。

目次

ご案内

終了しました

2022年12月10日(土)〜12月18日(日) 午前11時〜午後6時 ※最終日午後4時迄

作家在廊日
 12月10日(土)、18日(日)


予約制ではありません。開廊時間をご確認のうえ、お越し下さい。
リスト・作品画像はこのページ下部に掲載しております。通信販売にも対応いたします。

「追憶の窓」展 動画

作品解説動画①新作と近作
作品解説動画②その他の展示作品
矢部藤子 人形制作について語る

プロフィル

1980 人形制作を開始する。
1998 中島博子創作人形教室にて人形基礎を学ぶ
横浜人形の家手作り人形展優秀賞
1999 横浜人形の家手作り人形展審査員特別賞
第1回個展 以降個展・企画展多数
2002 ドールアート展 in うつくしま大賞
人形道展朝日新聞北海道支社賞
2008 アーツJクラフツ展クリソスクリエイター賞
2009 茨城県石岡市にアトリエ開設
2012 ドールアート展in うつくしま招待作家
国際モスクワ展ART OF THE DOLLS 出品
URAL DOLL ARTISTS ASSOCIATION FESTIVAL出品
2016 人形作家 矢部藤子展(常陽史料館 茨城)
2017 Max -Oscar-Arnold賞 最優秀賞受賞(ドイツ)

通信販売について

ご注文・お問い合わせには、24時間以内にメールでお見積もりのご連絡をいたします。nonc@nonc.jpのメールを受け取れるように設定をお願いいたします。24時間以内にこちらからの連絡が未達の場合は恐縮ですがお電話でご連絡を頂けますようお願いいたします(同時にスパムフォルダの点検をお願いいたします)。
・点数制限はありません。
・お支払いは基本的に代引き発送でのご集金とさせて頂きます。配達指定日時は12月21日(水)から12月26日(月)までをご指定ください。
・送料と手数料について
 1回のお会計で合計2万円以上のお客様は送料・代引き手数料サービス
 1回のお会計で合計1万円以上のお客様は代引き手数料サービス
 上記以外の場合、送料・代引き手数料はお客様負担となります。

作品リスト

Noタイトルサイズ(本体高cm)素材備考
1上を見る人140石粉粘土、布木製腰掛付き
2風が吹く日131石粉粘土、布 
3点灯夫136石粉粘土、布 
4叱らない133石粉粘土、布 
5裸の人143石粉粘土、布 
6佳き日137,34石粉粘土、布2体セット
7漫才師144,42石粉粘土、布2体セット
8傘をさす人139石粉粘土、布 
9座す婦人120石粉粘土、布 
10白い和服の婦人136石粉粘土、布 
11再会125石粉粘土、布 
12ぶらぶらさん134石粉粘土、布椅子・スタンド付き
13陶・ネコを抱くダルマ610〜 
14陶・ネコ顔112.5 
15陶・ひと110 
16じゃ140石粉粘土、布 
17霧の街134石粉粘土、布 

1.「上を見る人」

2.「風が吹く日」

3.「点灯夫」

4.「叱らない」

5.「裸の人

こちらの作品は、動画でのみご紹介いたします。

6「佳き日

7.「漫才師

8.「傘をさす人

9.「座す婦人

10.「白い和服の婦人

11.「再会

12.「ぶらぶらさん

13.「陶・ネコを抱くダルマ

14.「陶・ネコ顔

15.「陶・ひと

16.「じゃ」

17.「霧の街」


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